【産地直売】広川丸/横須賀市 脂ののった「黄金アジ」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【産地直売】広川丸/横須賀市 脂ののった「黄金アジ」

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【2017年9月6日紙面掲載】
 東京湾では一年中気軽に釣れるアジ。中でも横須賀市の走水沖で釣れるアジは「走水の大アジ」と呼ばれ、アジの最高級品として横浜や東京の市場で高値で取引されることが多い。特に初夏から秋にかけては脂がのり、30~50センチにも及ぶ大きな黄金色の地アジが釣れるそうだ。地場ではなかなか流通しないため、ならば自ら釣って味わいたい、と大アジ釣りで人気の釣り船「広川丸」に乗船した。

 午前7時半、家族連れや愛好家ら総勢15人で走水を出港。10分ほど走り、水深42メートルの沖でいかりを下ろした。船長の安田隆史さん(49)さんの「海底から2、3メートルのタナ(魚のいる層)取りで」とのアナウンスで釣りがスタートした。

 手法はイワシミンチを使ったコマセ釣りで、餌はアカタン(赤く染めたイカの切り身)。同船での初ヒットは20センチの小ぶりサイズのアジだった。

 大アジのアタリを期待して粘るも釣果はいまひとつで、9時半に走水沖55メートルの深場に移動し再チャレンジ。程なく船後方の釣り客が38センチ級の大アジを釣り上げた。陽の光をはじいて黄金色に輝く姿がとても印象的な、まさに黄金のアジ。通常のアジは、餌を求めて日本沿岸を回遊する魚だが、ここ走水では餌が豊富で、回遊をやめたアジが多く住み着いているという。泳ぐ量が減る上に、餌をたくさん食べるため、体が大きくなり、脂がたっぷりのる。

 妻の陽子さん(49)は「黄金アジの見た目は体高があって幅広、色は見事な金色。さばけば脂がのって、身は透き通って臭みがない。まずは釣って、見て、食べてもらえれば違いが分かると思います」と話す。この日は半日船で正午に帰港。20~38センチのアジ釣りを各人が楽しんだ。

 「クーラーボックスひとつで」をコンセプトに掲げる広川丸は、道具一式をレンタルすることもでき、初心者でも安心して乗れる釣り船。安田船長は船の上を縦横無尽に動き回り、特に初めての人や子どもたちに丁寧に教えていた。

◇午前・午後船(半日船)
 1人6千円、女性・高校生5千円、中学生4千円、小学生3千円。
◇仕立て船
 1人1日9千円、半日同6千円。
※要予約、道具一式レンタルは千円。

ここで買える
よこすかポートマーケット内東部漁協直営店
◇走水産アジ 一匹25センチ程度600円~
 横須賀市新港町6。京急線横須賀中央駅徒歩11分。午前10時~午後7時。火曜休み。電話046(823)1967。


※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。

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