8日から小野寺さん遺作展  珠洲焼 美しく優しく 大磯|カナロコ|神奈川新聞ニュース

8日から小野寺さん遺作展  珠洲焼 美しく優しく 大磯

大皿など故小野寺玄さんの遺作が並ぶ(増尾峰明さん撮影・提供)

 半世紀以上にわたって大磯町で活動し、昨年81歳で逝去した陶芸家小野寺玄さんの遺作展が8日から、同町大磯の「ギャラリーさざれ石」で開催される。12日まで。

 北海道出身の小野寺さんは、青年時代に芸術家・北大路魯山人に師事し陶芸技術を磨いた。独立後の1962年には大磯・坂田山に窯を築き、日本伝統工芸展、日本陶芸展などで活躍。石川県能登地方の珠洲焼を研究し、従来の褐色中心から白く焼き上げる技法を確立し、珠洲焼のさらなる発展に努めた。2014年には、当時のオバマ米大統領来日時に天皇陛下からの贈り物の一つに作品の花器が選ばれた。

 今回の遺作展は生前から付き合いのあった町内の芸術家仲間らが企画し、花瓶や大鉢など約60点を展示、その場で作品も販売する。関係者は「小野寺先生の美しく優しさにあふれている作品の数々を知っていただき、実際に触れて感じてもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 午前11時~午後6時。問い合わせは、同ギャラリー電話0463(67)9662。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR