温かい食事に生徒ら笑顔 川崎市南部学校給食センター本格稼働|カナロコ|神奈川新聞ニュース

温かい食事に生徒ら笑顔 川崎市南部学校給食センター本格稼働

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/09/05 02:00 更新:2017/09/06 20:01
 川崎市南部学校給食センター(幸区南幸町)が4日、本格稼働し、市内の中学校22校で完全給食が始まった。市内3カ所に整備する給食センターの先陣を切り、約1万3500食分が一括調理され、配送車で各校に計画通り届けられた。温かい給食を味わう各校の生徒たちに笑顔が広がった。

 同センターでは調理作業が集中するのを防ぐため、22校のうち半数ごとに別々の献立を作る。この日は午前7時から「ツナそぼろ」や「なすのミートパスタ」などを調理した。

 調理室では、29台設置された蒸気式回転釜(容量400リットル)に端から順に具材を入れ、米飯中心の給食を支える全自動炊飯システムも2ラインがフル稼働。栄養士が1釜ずつ味見をし、同10時すぎ以降、調理が済んだものから手作業で食缶に入れていった。

 配送計画は、川崎、幸、高津、宮前の4区にある22校に、配送車二十数台でそれぞれ10~55分の間に届ける内容。この日は最終配送車の出発が約5分遅れたが、給食時間への影響はなかった。

 川崎区の市立富士見中学校では、福田紀彦市長が配膳や給食の様子を視察。午後0時20分の4時間目終了後に身支度した係の生徒らが配膳室に食缶を取りに行き、教室で一人一人の皿に取り分けた。

 同35分から55分まで喫食時間。献立はごはん、さけのから揚げ、市内産のナスを使ったミートパスタ、野菜スープ、牛乳。3年生の女子生徒(14)は「温かくておいしい。朝にお弁当を作る親の負担も省けて良いと思う」と笑顔を見せ、「川崎区では野菜畑を見ないけど、市内でも野菜を作っているんですね」と驚いていた。

 同市の中学校給食は、自校内で調理する4校を除く48校分を南部(幸区)、中部(中原区)、北部(麻生区)と3カ所の給食センターで調理する。中部(14校)と北部(12校)は12月1日に稼働し、52校全校での実施となる予定。

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