7年ぶりに常勤産科医 横須賀市民病院、市長「ほっとしている」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

7年ぶりに常勤産科医 横須賀市民病院、市長「ほっとしている」

横須賀市役所

 横須賀市立市民病院(同市長坂)に9月、7年ぶりに産科の常勤医師が復帰する。同病院では2010年10月に常勤医師3人が退職。翌月からは助産師が出産を介助する「院内助産」を行っていた。同病院の担当者は「心強い。今後は医師と助産師の役割分担を効率的に行っていきたい」と話している。

 院内助産は妊娠経過が順調で持病がなく、経産婦の場合、前回の妊娠・出産経過で異常がなかった妊婦が対象。一方で助産師は医療行為はできないため、予期せぬトラブルに対処できる常勤医師を求める声があったという。

 16日に着任するのは50代の男性医師で、産科医として20年以上のキャリアを持つ。三浦市の産婦人科医院に勤務する傍ら、05年からは市民病院で非常勤医師を務めているという。

 同病院によると、常勤医師の復帰でリスクが高い妊婦の受け入れも可能になる。今まではある時期までに陣痛が来ない場合、横須賀市立うわまち病院(同市上町)などに転院の必要があったが、今後は陣痛促進剤の使用や帝王切開などもできる。出産件数は当面は月5件を、安定した段階で月10件を目指す。

 「今後は里帰り出産などのニーズにも応えたい」と同病院。出産の予約受け付けは9月1日に開始する。上地克明市長は「西地区に光がともった。やっと戻ってきてほっとしている」と話している。

 問い合わせは、同病院電話046(856)3136。

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