生活保護世帯の進学後押し  経費、支援制度も解説  反貧困ネットが冊子作成|カナロコ|神奈川新聞ニュース

生活保護世帯の進学後押し  経費、支援制度も解説  反貧困ネットが冊子作成

完成したリーフレットを手にする反貧困ネットワーク神奈川の弁護士ら

 「生活保護世帯から大学・専門学校へ進学するために」と題したリーフレットがこのほど、完成した。貧困問題に取り組む弁護士や司法書士らで構成する「反貧困ネットワーク神奈川」が作成を担当。入学時と在籍後の必要経費や、活用できる支援制度、注意点などを簡潔にまとめた。

 同ネットワークによると、高卒者の7割以上が大学などに進学する一方、生活保護世帯の進学率は3割程度にとどまっている。制度をよく理解し活用すれば進学が可能にもかかわらず、諦めてしまう生徒も少なくないため、啓発用のリーフレットを作ることにした。

 リーフレットでは、受験から卒業まで何にどれぐらいの経費がかかるのかについて、国公立大と私大、文系と理系、自宅通学と1人暮らしなど、あらゆるパターンを想定して紹介。奨学金や授業料免除、学生寮などの支援制度も記載した。

 中心となって編集した同ネットワークの西川治弁護士は「生活保護世帯の進学に特化した冊子は珍しいのでは。教育者にも参考としてほしい」としている。

 同ネットワークのブログ(https://ameblo.jp/hanhinkonkanagawa/)からダウンロードできる。9月28日には県司法書士会館(横浜市中区吉浜町)で、リーフレットの紹介も兼ねて学費問題の学習会を開催する。参加無料。申し込み不要。問い合わせは、西川弁護士電話045(222)4401。

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