〈時代の正体〉夏の思い出、共に刻む 川崎、重度障害者が宿泊体験|カナロコ|神奈川新聞ニュース

〈時代の正体〉夏の思い出、共に刻む 川崎、重度障害者が宿泊体験

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/08/26 23:17 更新:2017/08/28 17:49
【時代の正体取材班=成田 洋樹】重症心身障害者らが2泊3日の宿泊体験を楽しむ「夏期療育キャンプ」が25日から、川崎市宮前区の市青少年の家で行われている。26日はプール遊びや和太鼓体験を楽しみ、当事者15人とボランティア約40人が夏の思い出を刻んだ。

 重症心身障害児者の親らで組織する「全国重症心身障害児(者)を守る会」の主催。旅行の機会が少ない当事者に羽を伸ばしてもらおうと毎年夏に開いており、ことしで17回目。日ごろ介助を担っている親の休息期間としての目的もある。

 市内の入所施設や自宅で暮らす20~50代の男女15人が参加。和太鼓グループの迫力ある演奏に手をたたいてリズムを取ったり、実際に太鼓をたたいたりして楽しんだ。プールでは浮輪を使って泳ぐと気持ちよさそうな顔を浮かべ、支援者から水を掛けられると笑顔の輪が広がった。

 小中学校からの友人である当事者の海老沢里南さん(27)との縁で、宮﨑紋加さん(27)は中学生の頃からボランティアとして10回以上参加している。同市麻生区内の障害者施設で管理栄養士として働く道を選んだのも、食べることが大好きな海老沢さんと関わってきた経験が大きかったという。「支援する、されるという関係ではなく、親友としてキャンプを一緒に楽しんでいる」と話していた。

 

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