神奈川大学野球秋季リーグ29日開幕|カナロコ|神奈川新聞ニュース

神奈川大学野球秋季リーグ29日開幕

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/08/25 13:17 更新:2017/08/25 13:53
 神奈川大学野球秋季リーグ1部は29日、横浜スタジアムで開幕し、6校が10月14日からの最終週まで熱戦を繰り広げる。今春の覇者で4年ぶりの春秋連覇を狙う桐蔭横浜大に同2位の神奈川大、同3位の関東学院大などがどこまで迫れるか。明治神宮大会につながる関東地区選手権大会の出場権(上位2校)を懸けた戦いの行方を展望する。

 桐蔭横浜大は、今春のリーグ戦でMVPと最優秀投手に選ばれたエースの右腕三浦と、打率5割で首位打者に輝いた鈴木聖が軸。4番・1年渡部、全日本大学選手権で本塁打を放った藤坂や武住、田越、140キロ台中盤の速球が魅力の平野も心強い。

 神奈川大は今春打率4割7分7厘の冨岡、2本塁打の伊三木が攻撃の要。投手陣はベストナインに選ばれた中野や4試合に先発した左腕重田、防御率0・73で抑えに定着した1年岩瀬が中心となる。

 関東学院大は、今春15打点2本塁打の1年古寺、ベストナインに輝いた御簗、打率4割3分4厘の吉岡の強力打線が再び爆発するか。久保田、山口、福本ら厚みのある投手陣で試合を組み立てたい。

 春4位の神奈川工大は打率4割でベストナインに選ばれた下東がけん引する。長打力のある安齊、長嶋、1年清水鯉らの活躍に期待がかかる。春は不振だったサウスポーの二枚看板、島村と眞下が雪辱を期す。

 横浜商大は今春、上位3校から未勝利と苦戦して5位に終わった。最速143キロの左腕渡辺と1年川村が引っ張る。佐藤広、大城、西林、藤澤らの打撃陣も鍵となる。

 今秋1部復帰を果たした鶴見大は、1部昇格を手繰り寄せたエース竹内、主将青木の4年生らがチームをまとめる。2部MVPの石丸、11打点の倉岡がポイントとなる。

春秋連覇狙う桐蔭大
信頼寄せる投打の柱


 春季リーグは10戦全勝で優勝を決めた桐蔭横浜大。4年ぶりの春秋連覇に向け、投打の柱2人が勝利の鍵を握る。

 2年生エースの三浦は右肩のけがから復帰し、今春に初登板すると4完投で4勝を挙げた。身長183センチの恵まれた体格から丁寧に速球をコーナーに決めて凡打の山を築いた。今夏の青森キャンプは雨にたたられてオープン戦が中止になる中、下半身強化とフォームの修正に力を入れた。体重も3キロ増えて80キロとなり、直球の切れもさらに増した。「秋は三振も狙い、打者を圧倒したい」と自信を見せる。

 約3週間ぶりの実戦だった17日の横浜DeNA(2軍)戦では六回途中まで4安打4奪三振4失点も「プロ相手にストライク先行で勝負できた」。齊藤博久監督(51)も「開幕戦の先発は三浦かな」と信頼を寄せ、右腕は「(相手に)データがなかった春より地力が試される。優勝に導くのがエースの役目」と闘志を燃やす。

 春は打率5割と桐蔭大打線を引っ張った鈴木聖も見逃せない。昨秋は打率1割5分4厘と不振だったが、アッパー気味だったスイングをコンパクトなフォームに改善した。

 今夏はキャンプ前に足首を痛めたが、体幹強化と走り込みに励み、スイングスピードが増した。指揮官は「状態の善しあしがあるが、打席に立たせ続ければ必ず打ってくれる」と信頼を寄せる。

 6月の全日本選手権は東海大北海道に惜敗しベスト8進出を逃した。「リーグ優勝は通過点でしかない。日本一になることが果たすべき使命」と齊藤監督。チームスローガンの「一心」を胸に秋の戦いに臨む。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR