「糸」で世界つなごう 30日まで作品展 暮らし伝える写真も|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「糸」で世界つなごう 30日まで作品展 暮らし伝える写真も

会場には世界の人がつないだ糸を使った作品などが並ぶ=横浜市中区

 「糸 70億・つなぐ」展が、JICA横浜3階展示コーナー(横浜市中区)で開かれている。69カ国の約1万人が結びつなぎ、全長2キロを超える糸で編んだ家形のオブジェや、タイやキューバなど世界各国で糸をつないだ子どもと、その暮らしぶりを伝える写真などが並ぶ。30日まで、入場無料。

 つないだ糸から、世界の人々の生活や現状を実感してもらうことがテーマ。子ども向けの国際交流プログラムを行うNPO法人コネクションオブザチルドレン(CoC)、ギャラリーfu、国際協力団体の野毛坂グローカルが共催している。

 糸は、CoCのメンバーが平和や平等の象徴として2011年から世界各国の人につないでもらったもの。理事の堀口雄貴さん(25)は、「人のつながりという目に見えない関係を、糸つなぎで見える形にした」と説明する。

 作品は、人間関係など見えないものを編むことで表現する相模原市の造形作家、加藤千晶さん(27)が制作。モンゴル遊牧民の住居「ゲル」をイメージし、会期中もさらに編み進める。ギャラリーfu代表の鈴木智恵さん(58)は「作品を通じ、世界にいろいろな思いを持つ人がいると知ってもらえれば」という。

 会期中は誰でも糸をつなぐことができるほか、ワークショップなども予定されている。野毛坂グローカルの奥井利幸さん(55)は「世代を問わず、大勢の人に見てほしい」と話していた。

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