〈時代の正体〉「条例で人種差別禁じて」ヘイトデモ受け川崎市に要請|カナロコ|神奈川新聞ニュース

〈時代の正体〉「条例で人種差別禁じて」ヘイトデモ受け川崎市に要請

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/08/08 03:16 更新:2017/08/08 03:23
【時代の正体取材班=石橋 学】差別の根絶に取り組む市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は7日、人種差別禁止条例の早期制定を求める申し入れを川崎市に行った。市内では7月16日に14回目のヘイトデモが人種差別主義者により実行され、9月にも集会の開催が予告されている。やまぬ人権被害に「行政の力で食い止めてほしい」と訴えた。

 在日コリアン排斥を呼び掛けたヘイトデモで差別があおられ、インターネットを介して被害が拡大している実態を示す資料も提出。川崎区桜本で共生のまちづくりを担う社会福祉法人青丘社の裵(ペ)重度(ジュンド)理事長は相模原市の障害者施設殺傷事件を引き合いに「同様のヘイトクライム(憎悪犯罪)がいつ起きるかと恐怖にさらされている。差別を明確に禁じる条例の一刻も早い制定を」と訴えた。

 面会した伊藤弘副市長は「重く受け止めている。規制によらずとも差別のない社会が実現するのが理想だが、現実とは大きなギャップがある」と条例による規制の必要性を認め、制定過程で意見を求めていく姿勢も示した。

 同ネットワークからは条例制定を後押ししようと市民から募った福田紀彦市長宛てのメッセージも手渡された。

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