医師や政治家、研究者…気分は大人 小中学生が職業体験|カナロコ|神奈川新聞ニュース

医師や政治家、研究者…気分は大人 小中学生が職業体験

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/08/03 16:09 更新:2017/08/03 16:09
 川崎市内で2日、夏休み中の小中学生がさまざまな仕事を体験するイベントが開かれた。市議会の本会議場では議員になりきって質問し、臨海部の殿町国際戦略拠点キングスカイフロントでは医師や研究者になりきり、手術や実験に挑戦。川崎や世界の未来をつくる二つの場所で、政治や科学の最前線に触れた。

 市議会で開かれた「夏休みこども議場見学会」では市内の小学4~6年生32人とその保護者らが参加。市政の方針やまちづくりについて議論する市議を疑似体験した。

 名札が用意された議員席に座った“子ども市議”は、松原成文議長と後藤晶一副議長に「なぜ国会議員や県議ではなく市議になろうと思ったか」「多数決で決まらないときはどうする?」などと質問。正副議長は「地元への恩返しをするのに、一番身近な存在なので」などと丁寧に答えた。

 「選挙のとき、大変なことは」と質問した小学6年生の後藤花音さん(11)=同市多摩区=は、「テレビで(議会中継を)見て、かっこいいと思ったが、夏の暑い日でも冬の寒い日でも街頭演説しなければならないと聞き、大変だと思った。でも議員になってみたい」と笑顔で話した。

 一方、生命科学系の最先端研究施設などが集まるキングスカイフロント(川崎区殿町3丁目地区)では、市や進出企業などでつくる実行委員会が体験イベントを開催。小中学生と保護者ら約1200人が参加し、約20機関が日々研究している科学技術などを紹介した。

 地区内の川崎生命科学・環境研究センターやナノ医療イノベーションセンターなど5施設を会場に、子どもたちはバナナのDNAの抽出実験やクリーンルーム体験などを楽しんだ。ジョンソン・エンド・ジョンソン東京サイエンスセンターでは、内視鏡や超音波メスの使い方、縫合方法などを紹介。今回は医療従事者向けの研修施設も特別公開され、実際の手術台での手術体験も行われた。

 初めて参加した小学3年生の金子幸生(こうき)君(9)=同市幸区=は「医師の仕事をいろいろ知って興味が湧いた。また手術体験してみたい」と目を輝かせていた。

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