港WORKER:ハマっ子新人が奮闘|カナロコ|神奈川新聞ニュース

港WORKER:ハマっ子新人が奮闘

水陸両用バスガイド・佐々木梓さん

水陸両用バスの乗客にダック笛を見せる佐々木さん(右)と長野さん=横浜港

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 横浜臨海部を巡る水陸両用バス「スカイダック横浜」に、ハマっ子の新人バスガイドが登場した。横浜市金沢区の佐々木梓(あずさ)さん(18)。「横浜といえば美しい港町。海から眺める景色と自分ならではの案内で、多くの人たちを笑顔にしたい」と意気込んでいる。

 「せーの。グァーッ」

 水陸両用バスが横浜・みなとみらい21(MM21)地区の水辺から上陸するタイミングに合わせて、アヒルの鳴き声がする「ダック笛」を乗客が一斉に鳴らした。

 市の社会実験として27日に1周年を迎えたことを記念し、運行する日の丸自動車興業(東京都文京区)はMM21地区の保育園に通う子どもたちを招待した。

 佐々木さんがダック笛の吹き方を見せると、園児たちは大はしゃぎ。初めての体験の連続に交代でマイクを手に取り「めっちゃ楽しかった」と笑顔を見せていた。

 先輩ガイドのサポートに回り、シートベルトの脱着や水上走行時の安全確認など多くの業務に奮闘していた佐々木さん。子どもたちの満面の笑みに触れて「楽しかったと言われることが本当にうれしいし、励みになる」と目を潤ませた。

 人と話すのが好きで、得意な英語を生かせるバスガイドになりたいと4月に入社。熱心に仕事に取り組む姿勢が評価され、東京駅を発着し皇居や銀座などを巡る観光バスとともに、横浜での水陸両用バスにも乗務するチャンスをつかんだ。

 夢は、横浜が一番きれいに映える夕暮れ時に出発するトワイライトクルーズでマイクを握ること。「みなとみらいは幼いころから親しんできた思い出の場所」。休みの日はバス路線近くの施設でネタ探しにいそしむなど、準備を怠らない。

 この日、佐々木さんと一緒に乗務した入社3年目のガイド長野彩さん(20)は、「初めて乗った時の感動や最初に見た景色を忘れずに。自分も一緒に楽しんで」とアドバイスする。

 「楽しんでもらうことと、安全を両立させることが何よりも大切」と佐々木さん。研修や経験を重ねて、ハマの魅力を自分の言葉で伝えていくつもりだ。

 スカイダック横浜は、日本丸メモリアルパークと横浜赤レンガ倉庫(土日祝のみ)を拠点に、いずれも所要時間は約60分。トワイライトクルーズは約30~40分。大人3500円、子ども1700円。問い合わせはコールセンター電話03(3215)0008。

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