今後11年間で市営住宅136戸を廃止へ、入居者には転居依頼/横須賀市|カナロコ|神奈川新聞ニュース

今後11年間で市営住宅136戸を廃止へ、入居者には転居依頼/横須賀市

平屋建ての4棟が並ぶ横須賀市営米の台住宅=同市小矢部3丁目

横須賀市は、築後50年以上経過した平屋の市営住宅3団地136戸を2021年度までに廃止する方針を決めた。市の人口が減少する中、法定耐用年数の30年を大幅に超えて老朽化が進んでいるため。現在の入居者には11年度以降に説明し、他の市営住宅などへ優先的に転居してもらうことにしている。

廃止するのは米の台住宅(小矢部3丁目、17戸)、温泉谷戸住宅(田浦泉町、45戸)、田浦月見台住宅(田浦町1丁目、74戸)の3団地。米の台と温泉谷戸住宅は1958年、田浦月見台は1960年に建設された。

市市営住宅課によると、市営住宅は40団地4942戸ある。世帯数に対する設置率は3・01%で、県内19市で最も高い。一方で市の人口は2025年には現在より5万人近く少ない37万2千人と推計され、住宅過多の状態が続くとみている。

このため、築後50年以上たっている平屋建ての6団地232戸のうち、特に老朽化が激しい3団地136戸をまず廃止することにした。残る3団地96戸についても将来的に廃止する方針だ。

解体後の跡地利用については今後検討する。同課は「現在の入居者はお年寄りが多い。迷惑を掛けないよう対応していきたい」としている。

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