〈時代の正体〉無償化除外は「学ぶ権利侵害」文科省前で朝鮮大学校生が抗議|カナロコ|神奈川新聞ニュース

〈時代の正体〉無償化除外は「学ぶ権利侵害」文科省前で朝鮮大学校生が抗議

朝鮮学校に無償化制度を適用するよう求める朝鮮大学校の学生ら=文部科学省

【時代の正体取材班=石橋 学】朝鮮学校だけが高校無償化制度から除外されている問題で、朝鮮大学校(東京都小平市)の学生らは21日、制度の適用を求める抗議活動を文部科学省前で行った。「制度が始まり7年。日本政府はいつまで学ぶ権利を侵害し続けるのか。これ以上、後輩を泣かせられない」と訴えた。

 2013年5月から毎週金曜日に続ける「金曜行動」。朝鮮学校卒業生である学生のほか、保護者や在日コリアン同胞、日本人支援者らが集まった。

 無償化除外を巡っては広島地裁が19日、国の違法性を問うた広島朝鮮高級学校の訴えを退ける判決を出したばかり。マイクを手に女子学生は「何人の高校生が癒えない傷を負わされたことか。判決自体が大きな罪」と声を震わせた。

 初めて署名活動に参加した高校1年生の時、通りすがりの男性に「無償化などとんでもない。署名などしない。時間の無駄」と吐き捨てるように言われたという。

 「自分はここに居てはいけない存在だと言われた気がした。朝鮮学校の排除は私たちの存在を全否定するもの」

 その後も街頭に立つ後輩たちが公の差別にお墨付きを得たような嫌がらせや暴言を受け続けている。女子学生は「文科省の皆さん、子どもたちが流した涙を拭いてあげることができますか」と問い掛けた。

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