市民の台所きょう閉鎖 相模原綜合卸売市場|カナロコ|神奈川新聞ニュース

市民の台所きょう閉鎖 相模原綜合卸売市場

現在地で営業する店舗も

6月30日付で青果地方卸売市場の廃止申請が出ている相模原綜合卸売市場

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◆青果部門のみ上溝移転
 市民の台所として親しまれてきた相模原綜合卸売市場(相模原市中央区東淵野辺)が6月30日で閉鎖される。青果部門のみ一足早く同区上溝に「相模原市場」の名称で移転し営業を始めているが、閉鎖・移転に反対し、現在地で営業を続ける店舗もある。

 同市場は1964年に開場。卸売市場法に基づく民営地方卸売市場(相模原綜合青果地方卸売市場)を中心に、その他の卸売業や飲食店などから成る。

 開設・卸売業者である株式会社相模原市場が土地を売却。入居店舗には移転・退去を求めるとともに、許認可権者である県に6月30日付で地方卸売市場の廃止の申請中という。

 国道129号沿いで6月2日から営業を始めた青果市場は、業者向けの販売がメイン。土曜の午前には一般買い物客対象の土曜市も始めた。

 閉鎖を間近に控えた市場では多くの店がシャッターを下ろし、市場閉鎖に伴う閉店や店舗移転を告知する貼り紙があちこちに。閉店を決めた店の店主は「できればあと4~5年は続けたかったが、(自身の年齢のこともあり)移転して一から商売を始めるのは無理」と語った。だが退去を拒み、7月以降も営業を続けるという店が複数ある。

 相模原市は、中央卸売市場と公設の地方卸売市場が存在しない唯一の政令市。今回の市場廃止で、市内の地方卸売市場は南区と緑区にある民営(青果市場)2施設となった。

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