ふるさと納税返礼品「地方間の醜い争い」 座間市長が苦言|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ふるさと納税返礼品「地方間の醜い争い」 座間市長が苦言

 過熱化するふるさと納税の返礼品競争について座間市の遠藤三紀夫市長は13日、「物品の送り合いによって、お金の分捕り合いという地方間の醜い競争になっているのではないか。総務省も制御不能になっているのでは」と苦言を呈した。

 市議会本会議で佐藤弥斗氏(ざま明進会)の質問に答えた。

 ふるさと納税は故郷や応援したい自治体に寄付をすると住民税と所得税の控除が受けられる仕組み。

 地域間格差の是正が制度の狙いの一つにあることに遠藤市長は「(寄付という)人任せではなく、財源、税源の在り方を見直す必要がある。ふるさと納税制度に委ねる考え方は外道」とした上で、「(返礼品制度を)行うつもりはない」との立場を鮮明にした。

 市企画財政部は、2015年のふるさと納税を利用した市への寄付が13万4千円だったのに対して、市民の他自治体への寄付が7663万6千円だった、と明らかにした。税控除で3532万4千円の税収が減ったという。

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