文学館・記念館

テーマ特集@土曜日

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/05/24 11:13 更新:2017/06/07 14:27
 風薫る心地よい季節。新緑と花に包まれた県内の文学館や記念館には魅力がいっぱい。ゆかりの文人や名作に出合えるだけでなく、建物や庭園、この時季ならではの催しと合わせて「文学の世界」に浸ってみませんか。※掲載した写真は原則資料写真です。開花状況は各施設にお問い合わせください【2017年5月6日紙面掲載】

【港の見える丘公園】

花木の香りと彩り豊か


 「港の見える丘公園」は、横浜を代表するバラの名所。現在は「全国都市緑化よこはまフェア」(6月4日まで)の会場の一つに。

 大佛次郎記念館前に広がる「香りの庭」は、約100品種500株のバラと、ハーブやかんきつ類など香りのする植物を集めた庭が広がり、花木の香りと彩りを楽しめる。

 イギリス館前は、英国風の庭をテーマにした「イングリッシュローズの庭」。約150品種1200株のイングリッシュローズと、シルバーやブルーを中心とした草花が咲き競う。バラの見ごろは5月中旬~6月中旬。

【大佛次郎記念館】

館内のあちこちに“猫”

横浜市中区


 横浜をこよなく愛した作家、大佛次郎(1897~1973)。没後、遺族から蔵書や遺品の寄贈を横浜市が受け、78年、港の見える丘公園内に開館。この地は「霧笛」や「帰郷」など作品の舞台となった場所でもある。建物は開港期の横浜絵にあるような洋風建築で、れんがタイルの赤、色ガラスの青、大理石の白は大佛と縁のあるフランス三色旗の色調だ。

 資料数はおよそ7万点。著書・蔵書のほか、書斎を再現した記念室には愛用の家財道具や絵画などを展示。大の愛猫家として猫をテーマにした作品も多く、「館内のあちこちにある猫のオブジェに癒やされます」と、同館研究室の安川篤子さん。2階の窓辺からは公園の緑や花々をゆっくり眺められる。7月9日まで、生誕120年を記念した展示「大佛次郎のヨコハマ・スピリット」を開催中。

オリジナルグッズ充実


 記念館所蔵の猫の置物や大佛自身が描いたイラストをモチーフにしたオリジナルグッズが充実。缶バッジ(4種類、各100円)は来館記念に手ごろ。一筆せんや猫コレクションから選んだ6種類の絵はがきも売れ筋という。

大佛次郎記念館

住所:横浜市中区山手町113
アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅徒歩8分
営業時間:午前10時~午後5時半(入館は5時まで)
電話:045(622)5002
備考:200円、中学生以下無料。月曜休み(祝日の場合は翌日)


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