逗子の海、足元もエコに 売り上げ、タイ孤児支援へ フェアトレードサンダル完成|カナロコ|神奈川新聞ニュース

逗子の海、足元もエコに 売り上げ、タイ孤児支援へ フェアトレードサンダル完成

フェアトレードのビーチサンダルを紹介するアマーレの磯野さん(左)、花田さん(右)とレモン店長(中央)=逗子市新宿

 開発途上国の生産者との公正な取引をまち全体で推進するフェアトレードタウンに認定された逗子で、オリジナルのフェアトレードビーチサンダルが完成した。自然に優しいタイ産天然ゴムを使い、逗子市内のセレクトショップが開発し販売。売り上げの一部はタイの孤児支援に充てる。

 フェアトレードやオーガニック品を扱う「@MARE(アマーレ)」(同市新宿)が4月から販売するビーチサンダル「Rubb&Peace」は天然ゴム100%で、22~31センチのサイズ展開。鼻緒部分にはオーガニックゴムを混ぜ、染料を使わず柔らかい。ソールもクッション性があり、足が痛くなりにくいという。

 アマーレを運営する磯野昌子さん(48)と花田英子さん(33)は、昨夏ごろから商品開発を始めた。男女ともに使える逗子らしいものを考えていたとき、タイのビーチサンダル製造販売会社「Hippobloo(ヒッポブルー)」を知った。ゴム農園や工場を訪れ、労働者の健康や環境への影響を考えて農薬や薬剤をなるべく使わない方法に共感し、市内在住のデザイナーらと協力して完成させた。

 ソールの柄は、タイの少数民族モン族の伝統柄を基調に、チェンマイにある孤児らの生活施設「バーンロムサイ」の少年が描いたカニの絵をポイントに入れた。売り上げの一部は「いつか海へ行きたい」と夢見る同施設の子どもたちに寄付する。

 逗子海岸では毎年、遊んでいる間にサンダルが流されてしまう人が続出する。花田さんは「流されても自然分解される素材」とアピール。磯野さんは「タイの少数民族や孤児たちのことを知るきっかけにもなれば」と話す。

 2800円(税込み)で、今後小さいサイズも販売する予定。6月1~30日、東京都新宿区内でサンダルづくりの過程などを紹介する写真展を開催する。問い合わせは、メール(amarefto@gmail.com)。

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