県警、サイバー攻撃対策強化 民間人をアドバイザーに|カナロコ|神奈川新聞ニュース

県警、サイバー攻撃対策強化 民間人をアドバイザーに

県警CSIRTアドバイザーの委嘱を受けた上原孝之氏(右)=県警本部

 サイバー攻撃などへの対応力を高めるため、県警は8日、コンピューターの障害事案に対処するチーム「CSIRT(シーサート)」のアドバイザーを、情報セキュリティーコンサルタント会社「S&J」(東京都港区)の上原孝之・コンサルティング部長に委嘱した。全国の警察でCSIRTのアドバイザーを民間有識者に委嘱するのは初。最先端の情報セキュリティー対策などを学び、対応力を強化する。

 県警情報管理課によると、サイバー攻撃やシステム障害などが発生した際に対応するCSIRTは同課内の総括班や解析班などで構成。昨年は運転免許管理システムの不具合など、計3件の事案に対応した。

 同日、県警本部で委嘱を受けた上原氏は「有事に備えた訓練を日ごろから行うことで、課題が見えてくる」と指摘。「われわれのノウハウがお役に立てるならうれしいが、プレッシャーも感じている」と話した。

 委嘱式後の講演で上原氏は、コンピューターウイルスなどによる民間企業での情報流出事例を紹介。再発防止に向けた対応策として、訓練の実施やインターネット環境と基幹業務システム環境の分離、障害事案の調査・追跡に必要なログ(通信記録)の保存などを挙げた。

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