あやめちゃん救って 重い心臓病と闘う1歳児 救う会発足 渡米移植に協力を

募金への協力を呼び掛ける佐々木さん夫妻(左から2、3人目)ら=県庁

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 重い心臓病と闘う1歳11カ月の佐々木あやめちゃん=川崎市川崎区=を救おうと、両親や有志が今月、「救う会」を発足させた。渡米による心臓移植に必要な3億1千万円を目標に募金活動をスタート。「家族に囲まれた笑顔の誕生日を毎年迎えさせてあげたい」。願いを込めて協力を呼び掛けている。

 生まれつき、左室心筋緻密化障害という病気で、昨年5月から入退院を繰り返してきたあやめちゃん。7月以降は心不全が悪化し、医師から「心臓移植しか生きる道はない」と告げられた。11月に埼玉県の病院で補助人工心臓を装着して病状は安定したものの、血栓による脳梗塞などがいつ併発するか分からないリスクと向き合っているという。

 両親は、臓器移植法の改正から約7年となる今も10歳未満の心臓移植が5例ほどにとどまっている国内の現状を踏まえ、米コロンビア大病院での手術を決意。しかし、必要な医療費や渡航費などは「膨大な金額」に上るため、知人らと「救う会」を立ち上げて募金活動を始めた。

 26日に県庁で会見した父幸輔さん(29)は「最近は牛乳を飲んだりプリンを食べたりできるようになって娘も大喜びしている。今は元気でも明日は何が起こるか分からない娘の命を救ってほしい」と声を詰まらせ、協力を懇願。妻沙織さん(29)の同級生で救う会代表の松本なつみさん(29)=横浜市泉区=は「早く元気になって家族で一緒に過ごせるよう、一人でも多くの人に知ってほしい」と呼び掛けた。

 約5カ月間、川崎や横浜などの街頭で募金活動を展開。振込先として金融機関口座も開設している。問い合わせは、救う会事務局電話050(5242)2054。

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