英大型客船2018年から通年運航 横浜など母港に

横浜港を出港する「ダイヤモンド・プリンセス」=横浜市中区の大さん橋

 英国籍の大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)を運航するプリンセス・クルーズ(米国)は20日、日本発着クルーズを2018年から通年で配船すると発表した。年間乗客数を、就航から5年間の日本人乗客数に相当する10万人と想定。横浜と神戸を母港に、四季を通じて観光やグルメを楽しめるクルーズを展開する。

 横浜港での外国客船の通年配船は初めて。18年のクルーズは前年比14本増の38本。酒田(山形県)、石巻(宮城県)、四日市、鳥羽(三重県)、岩国(山口県)、カイラン(ベトナム)の初寄港6港を含む7カ国35港に寄港する。

 プリンセス・クルーズの日本オフィス、カーニバル・ジャパンの堀川悟社長が「初心者からリピーターまで、より多くの方が参加しやすいものを提供したい」と話すように、大型連休などに5、6日間のショートクルーズ(9万7千円から)を9本運航。また、横浜、名古屋、大阪から発着できる沖縄、台湾を巡る9日間のクルーズ(13万2千円から)も登場する。

 同船が17年の日本発着クルーズに就航した20日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)で記念セレモニーが開かれた。プリンセス・クルーズのアンソニー・カウフマン上級副社長は「日本人だけでなく世界各国から乗客を招いている。寄港地で日本の美しさ、文化の素晴らしさを直接体験していただける」と訪日外国人旅行者の受け入れに意欲を示した。

 来賓としてあいさつした国土交通省の菊地身智雄港湾局長は「欧米の富裕層を迎えることは大変魅力的。地方創生のモデル的なプロジェクトとしてサポートしていきたい」と期待した。

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