熊本の教訓(2)活断層 生かせぬまちづくり

 「この辺りだったはずだが、おかしいなあ」。市民団体「三浦半島活断層調査会」の浅見茂雄顧問が首をひねった。地図に目を凝らし周囲を見渡しても、目当ての地点が見つからない。

 3月半ば、その姿は横須賀市の西海岸にあった。斜面に整備された住宅地で記憶をたどり、行きつ戻りつその場所を探すと、新たに開発された宅地が行く手を阻んでいることに気が付いた。「これじゃあ、見に行けないな」

 約20人の参加者を引き連れて訪ねたのは、北武断層の西側部分。横須賀、三浦両市などを横断するように分布する「三浦半島断層群」を構成する活断層の一つだ。その一部と考えられる露頭が目当ての場所だった。...

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