日独の若者交流 相互理解を深め

教育や文化をテーマに活発な意見交換が繰り広げられたフォーラム=横浜市西区

 日本とドイツの若者が体験したことや価値観を語り合い、相互理解を深める「日独ユースフォーラム横浜」が15日、横浜市西区の横浜国際協力センターで開かれた。NPO法人横浜日独協会(早瀬勇会長)が主催し、今年で2回目。日本人やドイツ人留学生など大学生ら26人が参加し、「教育」や「文化」をテーマに意見交換を繰り広げた。

 教育を巡る討論では、学生の「恋愛を学校で教えてみてはどうか」という問い掛けに対し、さまざまな意見が上がった。家族が教えた方が良い、とする留学生は「両親は恋愛についてお互いにリスペクト(尊敬)すること、と教えてくれた」。対する日本側は「家族で話す機会はない。異性に突然話し掛けることについて日本人はポジティブなイメージがない」と打ち明けた。

 話は性差役割にも及んだ。初の女性首相としてメルケル氏が活躍するドイツ側から、「女性がお金を稼ぎ、男性が家事や子育てに専念する形で役割を逆にできないのか」との問い掛けに対し、日本からは「上司の理解がないと難しい」といった実情が明かされた。ドイツの学生から「企業幹部らは次代を担う若者の意見をもっと知った方が良い」との前向きな注文もあった。

 ドイツ日本研究所のフランツ・ヴァルデンベルガー氏は基調講演で、日独両国に共通する社会課題について解説。「交流事業を通じて相互理解を深め、世界に貢献する必要性が高まっている」と若者らに呼び掛けた。

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