新江ノ島水族館が協会退会 追い込み漁イルカ入手継続|カナロコ|神奈川新聞ニュース

新江ノ島水族館が協会退会 追い込み漁イルカ入手継続

 日本動物園水族館協会(JAZA)が和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカの入手を加盟施設に禁じた問題で、新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)が「今後も太地町からイルカを搬入したい」などとして、JAZAを退会したことが2日、分かった。退会は3月31日付。

 同水族館は取材に対し、追い込み漁について「水産庁が計画だてて執り行ってきたもので、水産庁、太地いさな組合との関係は崩さない」と説明。今後も太地町からのイルカや鯨の搬入を視野に入れていくとしている。

 イルカの追い込み漁を巡っては、2015年5月、JAZAが世界動物園水族館協会(WAZA)の要求を受け入れ、同方法による入手禁止を加盟施設に義務付けた。新江ノ島水族館は、1998年を最後に追い込み漁で捕獲したイルカの購入はなかった。
 JAZAが、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカの購入を禁じたことを受け、下関市立しものせき水族館「海響館」(山口県)は2日までに、JAZAを退会した。

 追い込み漁を巡り、地元の太地町立くじらの博物館以外が退会するのは初めて。3月31日付。

 理由について海響館は「追い込み漁は合法で、禁止するJAZAの方針を容認できない」と説明している。

 JAZAは「退会は残念。追い込み漁の方法は問題視されたが、ほかにも繁殖の方法はあり、検討会などで力を入れている」としている。

COMMENTS

facebook コメントの表示/非表示

PR