【産地直売】松本農園/小田原市 爽やかな味と香り|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【産地直売】松本農園/小田原市 爽やかな味と香り

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園主の松本さん

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【2017年3月30日紙面掲載】
 県農業技術センターが12年の歳月をかけて開発した「湘南ゴールド」の出荷がピークを迎えている。県西部で栽培されている黄金柑と温州ミカンを交配し、2003年に品種登録され、06年から出荷が始まった。

 「ほかのミカン類に比べて、清涼感あふれる爽やかな香りが一つの大きな売りです。糖度と酸味のバランスが良く、まさに春のオレンジです」と松本農園の松本隆博さん(64)は笑顔で話す。

 レモン色の皮にも上品な香りがあり、そのまま食べるのはもちろん、ジャムや菓子、ドレッシング、ジュースなど、さまざまな加工品に使われている。

 松本さんは、小田原・片浦地区で代々続くミカン農家の7代目。海を望む日当たりの良い約1万5千平方メートルの敷地で、宮川早生(わせ)や青島、はるか、レモンなど約10種類のかんきつ類を栽培している。新しい品種栽培にも精力的で、8年前まだ誰も栽培していない湘南ゴールドに着手した。苦労したのは土作り。試行錯誤の末、肥料の吸収をよくするために牛ふんや有機肥料、敷きわらなどを混ぜるなどし、丹念に育てている。

 松本さんが手掛ける湘南ゴールドは、味と荷造りの良さが評判となり、小田原市のふるさと納税返礼品に選ばれるほどの人気商品だ。

 JAかながわ西湘によると、現在、管轄する県西部で湘南ゴールドを生産・出荷しているのは約200人。栽培技術と品質の向上を図るための協議会や、安定した出荷を確保するための生産・販売組織「SG21」を通じ、よりおいしい湘南ゴールドづくりに取り組んでいる。

 同園の湘南ゴールドは4月末まで、農産物直売所「朝ドレファ~ミ♪」2カ所で販売。同直売所では4月6日、松本さんが手掛けたハウス栽培の湘南ゴールドをJAかながわ西湘女性部が加工した「湘南ゴールドマーマレード」(130グラム480円)を数量限定で販売する。「皮をたくさん入れて香りや歯ごたえも味わえます。ぜひ食べてみて」と松本さんは話している。

お薦め品
◇湘南ゴールド1袋
 500グラム500円~


ここで買える
◇JAかながわ西湘農産物直売所 朝ドレファ~ミ♪成田店 小田原市成田650の1。小田原駅からバスで豊川支所前下車。駐車場122台。午前9時半~午後6時。水曜休み。TEL0465(39)1500。同ハルネ店でも販売。午前10時~午後8時。TEL0465(23)3100。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。

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