三浦消防署が完成 横須賀市との消防広域化の運用開始へ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

三浦消防署が完成 横須賀市との消防広域化の運用開始へ

完成した三浦消防署の新庁舎

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 横須賀市との消防広域化の運用開始に向けて、県立三崎高校跡地に整備していた三浦消防署(三浦市初声町下宮田)が完成した。記念式典が30日に開かれ、関係者ら約130人が新たな防災拠点の門出を祝った。4月1日からは横須賀市消防局三浦消防署となり、市域を越えた安心・安全の向上を図る。

 運用開始に伴い、三浦市消防本部は廃止。横須賀市消防局として4署1分署10出張所1派遣所体制となり、2市人口約45万人、約133平方キロの圏域をカバーする。市境での火災や救急対応の迅速化、財政運営の効率化が見込まれる。

 新庁舎は総工費約10億円。鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造の地上4階建てで、延べ床面積は約2650平方メートル。1階に受け付けや車庫、2階に倉庫、3階にトレーニングルームや通信室、4階に会議室などを設けている。三浦市防災課は市役所分館から同庁舎4階に移転する。

 庁舎の最上部にデジタルサイネージ(電子掲示板)を設け、市内の交通の要である引橋交差点の通行者らに向けて消防や防災の情報をリアルタイムで発信する。1階には市民利用も想定した多目的ルームを備え、AED講習など安全への啓発活動を進める。

 式典で吉田英男三浦市長は「三浦の中心に位置し、地域防災の中核拠点。より一層災害に強いまちづくりに全力であたる」とあいさつ。吉田雄人横須賀市長は「(広域化は)大変心強く感じる。市境の(横須賀の)津久井浜や長井に一緒に駆け付けてもらえる」と述べた。このほか、施設の内覧会や展示訓練も行われた。

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