介護施設のリスク減へ 離床センサースイッチ入れ忘れ防止装置|カナロコ|神奈川新聞ニュース

介護施設のリスク減へ 離床センサースイッチ入れ忘れ防止装置

横浜のジェイエスピー、4月に発売

介護施設のベッドに設置された「moniswitch」(ジェイエスピー提供)

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 ソフトウエア開発などを手掛ける「ジェイエスピー」(横浜市西区)は、介護施設などで起きる離床センサーのスイッチ入れ忘れによる事故を防止する装置「moniswitch」を開発した。センサー利用時に生じやすい人的ミスに対応し、現場の負担とリスク減少に貢献するのが狙い。4月3日から販売を開始する。

 介護施設や病院は事故防止用に離床センサーを設置。利用者や患者がベッドから離れようとした際などにナースコールが鳴ることで、スタッフが駆けつけて対応している。

 今回、開発された装置はベッドの手すりに取り付けて使用。介護スタッフらが携帯する500円玉サイズのキー端末「moniコン」との距離を計測し、センサーのスイッチを安全に制御する。部屋から離れるとセンサーが自動でオンになることから、入れ忘れを未然に防ぐことができる。また、近距離にいる間はオフを継続するため誤報のリスクも軽減される。

 スイッチの入れ忘れで想定されるリスクは、センサーがオフの状態で起きるベッドからの転落、転倒による骨折や徘徊(はいかい)など。発見が遅れてしまうと大事に至るケースや訴訟問題に発展する事例もあり「現場スタッフの負担や心配事を少しでも減らしたいとの思いがあった」とプロダクトサービス部の山本岳洋部長は話す。

 キー端末を携帯するスタッフのみがスイッチをオフにできる設計のため、施設利用者や訪問者による誤操作も防ぐ。基本はボタンで操作する「手動モード」を推奨するが、マンションタイプなどの個室の施設では、スイッチを自動で切り替える「自動モード」も選択可能という。

 山本部長は「特に夜間などは人手が薄くなる。リスク軽減のためこの装置を頼ってほしい」。本体は定価9800円(税別)。利用には1個3千円、10個2万8千円(同)のmoniコンの購入が必要。対応離床センサーなどの詳細・問い合わせは同社電話045(444)3474。

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