横須賀市長名刺に「割引券」 「公選法違反」指摘で取りやめ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横須賀市長名刺に「割引券」 「公選法違反」指摘で取りやめ

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/03/19 02:00 更新:2017/03/19 02:00
 横須賀市の吉田雄人市長が自身の名刺の裏面に、市内の観光業者に提示すれば料金割引サービスを受けられるとの内容を記載していたことが18日、分かった。吉田市長は、公選法違反(寄付行為の禁止)の疑いがあるとの指摘を受けて、今後の使用を取りやめることを明らかにした。

 吉田市長は神奈川新聞社の取材に対し、「市の(観光)発信のために取り組んできたが、7年間続けて(報道機関から)初めて指摘を受けた。後ろ指を指されたくないので、(使用を)やめる判断をした」とコメントしている。

 吉田市長によると、2009年の初当選後、裏面に市の観光スポットや人気グルメなどを写真入りで紹介する複数種類の名刺を作成。現在は記念艦「三笠」や「よこすか海軍カレー」など6種類あり、ランダムに配ってきた。

 このうち、割引サービスを案内する名刺は2種類。米海軍の艦船などを船上から眺める「YOKOSUKA軍港めぐり」(料金1400円)と、東京湾の無人島「猿島」への渡船料(同1300円)が1割引きとなる内容だ。いずれも市内の同じ業者が運航し、割引分の代金は業者が負担する。業者は「市長が観光をトップセールスするにあたり、横須賀の魅力を一緒に発信しようと協力してきた」と説明。実際の利用実績はないという。

 吉田市長は現在2期目。市長選(6月18日告示、同25日投開票)に立候補を表明している。

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