自治会に「日本」知る アジア学生が地域訪問|カナロコ|神奈川新聞ニュース

自治会に「日本」知る アジア学生が地域訪問

米岡さん(右端)から地域についての説明を受けるASEANの学生 =横浜市西区

 インドネシアやシンガポール、マレーシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN)8カ国の学生30人が、自治会の取り組みから地域コミュニティーについて学ぶ活動が15日、横浜市西区で行われた。

 学生は13日から10日間の日程で、東京都内を中心に日本の社会状況や、文化などを学ぶ目的で来日している。地域への訪問は、プログラム内容を作成した千葉大学の小川秀樹教授(61)が「横浜は国際的な都市だが、その一方で人々の生活があることも見てほしい」と企画。同区のコミュニティー活動団体「野毛坂グローカル」の奥井利幸さん(55)と協力して行われた。

 学生が訪問したのは、野毛山公園に近い羽沢西部自治会。会長の米岡美智枝さん(72)が、坂が多く道が狭いという街の特徴や、住民が協力して行っている防災訓練、地域の祭りなどについて説明すると、メモを取りながら真剣に聞いていた。学生は「活動の原動力は何ですか」「参加してもらうためにどんな方法を使っていますか」など、次々に質問。同自治会から振る舞われたお汁粉にも舌鼓を打った。

 学生は、同自治会の地域も歩いて見学した。米岡さんは「活発に質問をしてもらった。街を見て、それが勉強になればありがたい」。タイ・チェンマイ大学のブンラクサ・シーチョンプーさん(19)は、「日本の文化や生活が学べてよかった。自分のこれからの学びにも生かせると思う」と話していた。

PR