教室に行こう 厚木市立玉川中学校

入学へ期待ふくらむ

通常の授業も、小学生には緊張の場面

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 ことし1月。学区内の小学6年生が集まった中学校の体育館には、生徒会本部の中学生が作成した学校紹介ビデオが流れていた。4月に進学する小学生が安心できるように、中学校が開催した「新入生1日体験入学」だ。

 あいさつの後、さっそく授業見学が行われる。
「皆さんのまわりには、知的財産権・著作権が発生しているものがたくさんあります(技術科)」「このような劣悪な環境での生活によって、感染症が流行しました(社会科)」

 中学校のいつもどおりの授業も、初めて見る小学生にはドキドキの場面。緊張する表情からは、中学校が、まだこの子たちの目には遠い存在に映っているように見える。

 その後、体育館に戻り、中学校の先生や生徒から中学校生活について説明を受け、最後の部活動見学の時間になった。
「時間になるまで、自由に見学してください」

 小学生は、まだ緊張している様子で、中学生の活動を遠巻きに見ている。そのような様子を見かねて、中学生が積極的に声をかけ始めた。
「ここに来てください。では竹刀を持って、お兄さんの面を思いっきりたたいてごらん」
「もっと強くたたいても大丈夫だよ。そう、上手だね」

 小学生に「面」の試し打ちをさせながら剣道部の紹介をしている。

 バレー部では、
「名前を聞いていい?」
「では○○ちゃん。手をもっと外側に向けてボールを返して」
「はい。これでいいですか」
「ナイス。パスが20回つながった。ボールが遠く飛びすぎだから、もっと腰を落としてね」

 中学生の声かけで、小学生がどんどん輪の中に入っていく。

 小学生は、中学生とのふれあいを通して、入学への期待がふくらんできたようだ。4月からの自分の未来が感じられた瞬間だ。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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