横浜美術館改修へ 20年度から2年半休館

2月末まで横浜美術館で行われていた篠山紀信写真展の様子

 横浜美術館(横浜市西区)が2020年度から2年半休館し、開館以来初となる大規模改修を行うことが2日、明らかになった。市が17年度に基本計画に着手する。休館期間中は国内外の美術館での巡回展などで、同館コレクションの活用も検討している。

 改修期間は、20年の東京五輪と横浜トリエンナーレの閉幕後、23年のトリエンナーレ開幕前までの2年半を予定。空調など電気関連の更新や収蔵庫の拡張、バリアフリー化などのハード面の改修が中心になる。

 1989年開館の同館は七つの展示室のほか、10万冊超の蔵書がある美術情報センター、多彩なワークショップを行うアトリエなども備えた国内でも有数規模の美術館。ダリ、マグリット、セザンヌ、ピカソら著名画家の作品のほか、幕末明治以降の横浜にゆかりの深い作家の作品など、19世紀後半から現代にかけた国内外の約1万点を所蔵している。横浜が日本の写真発祥の地であることから、写真コレクションも充実している。

 休館中はこれらの収蔵作品を巡回展などで活用することも検討しており、中山こずゑ文化観光局長は「コレクションで横浜のプレゼンスをアピールする絶好の機会」などと述べた。

 同日開かれた市会予算特別委員会で、輿石且子氏(自民党)の質問に答えた。 

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