二度と焼失させない 旧吉田邸で消防訓練 来月開館

4月の一般公開を前に消防訓練が実施された旧吉田茂邸 =大磯町

 8年前の火災で焼失し、再建された旧吉田茂邸(大磯町)で2日、火災を想定した消防訓練が行われた。町消防関係者ら約40人が参加、今年4月1日の開館・一般公開を前に、「二度とあってはならない災害に対する心構え」(中崎久雄町長)を確認した。

 訓練は1階西側の窓から煙が激しく出ているという想定で実施。係員による避難誘導や安全確認、駆け付けた消防隊員が3カ所から一斉に放水した。

 管理する町郷土資料館によると、「焼失前の防火設備は火災報知機と消火器程度」(國見徹館長)だったが、新施設では煙・熱感知器を各部屋に設置。外観に配慮したパッケージ型消火設備は天井から薬剤を噴出する設備で、少量でも効果を発揮するとされる。

 管理棟には係員や警備員が24時間体制で配備され、初期消火に当たる。敷地内の侵入者にはセンサーで通報する機械警備で対応するという。

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