殿町に初の医療機関 国際臨床試験も計画|カナロコ|神奈川新聞ニュース

殿町に初の医療機関 国際臨床試験も計画

2018年度中建設

 最先端ロボットを開発する「CYBERDYNE(サイバーダイン)」社(茨城県つくば市、山海嘉之社長)が川崎市川崎区の殿町3丁目地区に2018年度中に建設する施設内に先進医療専門病院を整備し、機能再生医療分野の国際臨床試験を計画していることが27日、分かった。

 同日の市議会本会議で公明党の花輪孝一氏(麻生区)の代表質問に市側が明らかにした。

 殿町地区はライフサイエンスや再生医療分野の最先端の研究機関が集積。最新の技術や治療法の効果、安全性を検証する治験ができる医療機関の誘致を求める声も強かった。

 同地区で初めてとなる同社の医療機関について、鈴木毅臨海部国際戦略本部長は「サイバーダイン社が整備する先進医療専門病院は、(ロボットスーツ)HALによる機能改善治療の先進医療での適用拡大を目指し、臨床への適用や研究が予定される」と説明した。

 さらに脊髄損傷を修復する再生医療とロボット技術を組み合わせた機能再生治療の共同研究を行う慶応大学と連携し、国際臨床試験を行う予定。施設内には共同研究を行う企業の入居エリアも設け、医療現場と直結した研究開発拠点を目指すという。

 同社は14年8月に都市再生機構(UR)が実施した土地約1・54ヘクタールの入札に参加し、約30億円で落札。約146億円を投じて施設を整備する計画だ。

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