南スーダンPKO「日報」全データを保存 野党「文民統制上、問題」

 自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊が作成した全ての日報の電子データを、防衛省の統合幕僚監部(統幕)が保存していることが17日、分かった。同日の衆院予算委員会で、稲田朋美防衛相が「南スーダンへの部隊派遣の開始以来、日報を電子データとして保存していることを確認した」と述べた。民進党の後藤祐一氏(衆院16区)の質問に答えた。

 同省は昨年10月3日、同7月7~12日分の日報の情報公開請求を受理。「日報の作成元や報告先の陸上自衛隊部隊を捜したが廃棄済み」として同12月2日に不開示決定したが、同26日、統幕にデータが保管されていたことが判明した。

 稲田防衛相は「日報自体は規則で用済み廃棄するもの。捜した範囲でないため不開示決定したが、私の指示で捜し、見つけて公開した。隠す意図はなかった」と説明。これに対し、後藤氏は「すべての日報があるのに、大臣に伝わっていなかった。情報が伝わらないのはシビリアンコントロール(文民統制)上問題で、自衛隊の撤収を考えるべきだ」と訴えた。

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