「災害対策条例制定を」 茅ケ崎市議会臨時会で市民団体|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「災害対策条例制定を」 茅ケ崎市議会臨時会で市民団体

 茅ケ崎市の市民団体が地方自治法に基づく直接請求で制定を求めた「災害対策基本条例」案を審議する市議会臨時会が13日、開かれた。市民団体の共同代表らが「市民の安全、安心を守るべく、議会がその良識と見識を持って審議していただきたい」と条例制定を求める意見陳述を行った。

 市民団体「みどりと命を守る住民会議」は条例案で、▽広域避難場所は市民1人当たり2平方メートル以上を確保▽防災会議の委員に公募市民や事業者を含める-などを求めている。

 市は、広域避難場所の一つに茅ケ崎ゴルフ倶楽部(同市菱沼海岸)を指定。しかし、跡地開発を巡って昨年2月、土地の所有者である県と茅ケ崎協同が作成した「事業者募集要項」では、事実上、市民1人当たり1平方メートルとすることを認める内容になっていた。その後、優先事業者が提出した開発事業の図面では、本来立ち入ることができない防砂林が広域避難場所に含まれていた。

 事務局の山田秀砂さんは「1人2平方メートルであった広域避難場所を責任の所在も分からないまま、なし崩しで変更された。防災計画だけなら、このような恣意(しい)的な変更が今後も起こり得る」と主張した。

 同団体共同代表の大内和史さんは「災害時の避難のみならず、開発ありきの利活用基本方針に待ったをかけ、自然環境を取り戻すには避難場所の規定は必要」と述べた。

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