教室に行こう 伊勢原市立大山小学校|カナロコ|神奈川新聞ニュース

教室に行こう 伊勢原市立大山小学校

「私の好きなスポーツは…」

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 1月24日。小学校1年生の外国語活動の授業。児童数12人の小さなクラスだ。この小学校では特例校として、1年生から外国語活動の授業を実施している。

 “Let’sstarttheEnglishclass.”(英語の授業を始めましょう)
 児童の元気な英語のあいさつで授業がスタートする。今日のめあては「友達の好きなスポーツを聞いてみよう」だ。

 先生がスポーツのイラストを見せながら“What’s this?”(これなんだ?)と尋ねる。日本語とは違う発音やリズムのある英語で、元気に答えが返ってくる。次のイラストが出てくるのが待ちきれないといった勢いだ。

 今日のメインの活動が始まった。一人の児童が前に出ると先生が3枚のイラストを選んで黒板に貼り付ける。その中から、児童は自分の好きなスポーツを決める。まだみんなには秘密の答えだ。

 すぐに「いつも野球してるよね」と予想し合う声が聞こえてくる。クラスみんなが“What sport do you like?”(好きなスポーツは何ですか)と尋ねると“I like soccer.”(サッカーが好き)と答えが返ってくる。
「えっ! 野球じゃないんだ!」
「うん、本当は、サッカーなんだ」

 いつも仲良くしている友達にも知らないことがあった。それが分かったからなのか、答えが出るたびに大騒ぎになる。

 ずっと手を挙げて自分の順番を待っていた児童。前に出ると急に恥ずかしそうに先生に耳打ちした。みんなからの大きな声の問いかけに小さな声で答えた。“I like swimming.”(水泳が好き)。先生が「水に顔がつけられるようになったんだって」と言い添える。不安げな表情が笑顔に変わった。

 自分のことをもっと知ってほしい。目の前の友達のことをもっと知りたい。ぎこちない英語であってもお互いに伝え合うことを楽しんでいる。これがコミュニケーションの楽しさ。人と関わることに喜びを感じ、二十四の瞳が輝いていた。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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