連係プレーで仲間の命救う 相模原・橋本ママさんバレー部が表彰|カナロコ|神奈川新聞ニュース

連係プレーで仲間の命救う 相模原・橋本ママさんバレー部が表彰

表彰式の後、消防車の前で笑顔で記念撮影する「橋本ママさんバレー部」メンバー

 練習中に倒れた仲間を心臓マッサージなどの迅速な連係プレーで救った「橋本ママさんバレー部」の8人が相模原市消防局から表彰された。救命講習を受けたことがあるメンバーはいなかったが、心肺が停止した仲間を前に練習で培ったチームプレーを発揮。「一人ではできなかった。みんながいたから大切な命を救えた」と振り返る。

 昨年12月10日午後8時45分ごろ、同市緑区橋本の市立橋本小学校体育館でバレーボールの練習中、メンバーの女性(57)が意識を失った。女性は「疲れた」と、休んで座っていたところだった。

 脈がなく、息もしていないため、携帯電話で119番通報。気道確保をする者、心臓マッサージをする者、人工呼吸をする者、救急車のために校門を開けに走る者、自然と役割分担ができた。自動体外式除細動器(AED)は施錠された職員室にあり、使えなかった。

 「どんどん顔が真っ青になって、体が冷たくなっていく」。心臓マッサージを続け、7分後に救急隊が到着。搬送中の車内で心臓の動きと呼吸が戻った。

 18日に北消防署会議室で行われた表彰式で、救急隊到着まで心臓マッサージを続けた佐竹麻貴子さん(41)が代表して鈴木英也署長から感謝状を受け取った。

 「見よう見まねで必死だった。強く押すと胸がへこむのが恐かった。上半身は3日間ほど筋肉痛になった」と佐竹さん。倒れた女性は日常生活が送れるようになるまで回復し、表彰式に同席した。

 鈴木署長は「脳は血液が止まり3分たつとダメージを受ける。今回、臨機で的確な措置が救命につながった」と話し、メンバーの行動をたたえた。

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