鑑定留置4週間延長 相模原殺傷、2月に起訴判断|カナロコ|神奈川新聞ニュース

鑑定留置4週間延長 相模原殺傷、2月に起訴判断

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で46人が殺傷された事件で、横浜地検は17日、殺人などの容疑で送検された元職員の男(26)の鑑定留置期間を2月20日まで4週間延長したと明らかにした。今月27日の予定だった勾留期限も先延ばしになり、地検は2月中に起訴の可否を判断する見通し。

 地検が横浜地裁に延長を請求し、17日付で認められた。地検は事件当時の精神状態を詳しく調べ刑事責任能力の有無を判断するため、昨年9月21日に鑑定留置を開始。当初は今月23日までの約4カ月だったが、鑑定医との協議の結果、鑑定に慎重を期すためにも延長に踏み切ったとみられる。

 津久井署捜査本部などによると、容疑者は逮捕時の尿検査で大麻の陽性反応が検出されていた。また、事件前の2月には「私は障害者を抹殺できる」などと施設襲撃を予告する手紙を衆院議長公邸に持参。その後の措置入院時に「大麻精神病」など複数の病名で精神疾患と診断されていた。

 事件は昨年7月26日未明に発生。同容疑者は施設の窓ガラスを割って侵入し、入所者を次々と刃物で襲った。これまで入所者19人に対する殺人容疑などで3回逮捕されたほか、重軽傷を負った入所者24人への殺人未遂容疑と、職員5人を結束バンドで縛りうち2人にけがをさせた逮捕致傷などの疑いで追送検されている。

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