タニタの給食、中学校で 川崎市で年4回|カナロコ|神奈川新聞ニュース

タニタの給食、中学校で 川崎市で年4回

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2017/01/18 02:00 更新:2017/01/18 02:00
 川崎市は17日、2017年中に市立中学全52校でスタートする給食に、18年度から年4回、健康機器メーカーのタニタ(本社・東京都板橋区)が監修したメニューを提供すると発表した。「タニタ食堂」の経営でも知られる同社のノウハウを学校現場の食育や市民の健康づくりに生かす考えだ。

 同日、同社の谷田千里社長と連携・協力に関する包括協定を交わした福田紀彦市長は「毎日、満員御礼となっているタニタ食堂のメニューを定期的に子どもたちが食べることで生きた食育になる」と期待。谷田社長は「市民の健康増進、健康寿命の延伸に寄与していきたい」と語った。

 給食の献立は同社の管理栄養士と市の栄養士が検討し、タニタ食堂のレシピの特長である食感を重視して給食用にアレンジする。

 旬の野菜などを使い季節ごとに4種のメニューを用意。5月は「タラのから揚げ野菜あんかけ給食」(エネルギー789キロカロリー、塩分2・2グラム)、7月は「かぼちゃと豚肉のオイスターソース炒め給食」(792キロカロリー、3・0グラム)などを予定している。

 学校給食の規定を踏まえて調理し、通常の給食と同様に塩分も控える。「大きくカットした野菜を使い、よくかんで食べることで満足感を得られ、かむ重要性を学べるメニューにする」(同社)という。1食当たりの食材費は市が予定する平均320円より100円程度高いが、年間の給食費は変わらない。

 このほか、同社は献立を提供する日に各校で行う食育用のリーフレットを作成し、教職員向けの食育研修も行う。食育の効果を家庭に波及させるため、中学生と保護者が同社の健康機器で基礎代謝量や内臓脂肪レベルなどが計測できる健康プログラムの実施も検討している。

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