未来の人手不足解消へ 連続講座始まる ロボット産業研究会

「あらゆる業界でロボット化の流れが生まれている」と話す北河さん=藤沢商工会館

 ロボット産業について学ぶ連続講座「ロボット産業研究会」が12日夜、藤沢商工会館(藤沢市藤沢)で始まった。市内の企業経営者ら約30人が参加し、ロボットメーカーとの連携方法を探った。市や藤沢商工会議所などの共催。

 三井住友海上火災保険会社公務開発部上席課長の北河博康さんが、講師として登壇した。北河さんは自動車保険の営業マン時代、タクシー会社に事故防止の提案をする中で、運転中の動画を記録する「ドライブレコーダー」の普及に貢献。以来、ロボットメーカーと各業界をつなぐ役割を果たしているという。

 「あらゆる業界で人手不足が深刻な問題となりつつあり、ロボット化を求める声が上がっている」と北河さん。総務省によると、生産年齢(15~64歳)の人口は2010年から減少を続け、17年には60%台を割り、60年には50・9%となる見込みという。

 北河さんは「新しい担い手として期待されるのがロボット。これまで活用がほとんどなかった農業分野でもロボット化の模索が始まっている」と説明。その上で「この流れは一時のブームではない。いずれロボットメーカーが取り合いになる時代になる」と話した。

 講座は全5回。市は「ロボット産業への参入を目指す企業を発掘し、市として支援していきたい」と話している。

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