県立近美鎌倉館本館を無償譲渡 県重要文化財、鶴岡八幡宮へ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

県立近美鎌倉館本館を無償譲渡 県重要文化財、鶴岡八幡宮へ

県立近代美術館鎌倉館

 県教育委員会は21日、旧県立近代美術館鎌倉館本館(鎌倉市雪ノ下)を鶴岡八幡宮に無償譲渡すると発表した。譲渡は22日付。同館は11月、戦後の建造物で初めて県重要文化財の指定を受けている。

 同館は1951年、フランスなどで活躍した著名な建築家ル・コルビュジエに師事した坂倉準三の設計で鶴岡八幡宮境内に建設。建物の老朽化や耐震性の問題もあり、今年3月に閉館した。本館以外の2棟(新館棟、学芸員棟)の取り壊しが今月中旬に完了したのに伴い、譲渡が決まった。今後、耐震補強工事に約2億1千万円かかることもあり、無償での譲渡となった。

 県教委によると、鶴岡八幡宮は「宗教活動の中で文化的な施設として使う。社会貢献を視野に入れて検討したい」との考えを示しているという。

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