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すてきにリメーク

テーマ特集@土曜日

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2016/12/13 18:36 更新:2016/12/15 14:14
 古くなったものや使わなくなったものに新たな息吹を吹き込むリメーク。愛用したランドセルや形見にもらった着物、デザインが古くなってしまったジュエリーなど、大切な思い出を長く使うすべを紹介します。【2016年12月3日紙面掲載】

【染織工房たむら】着物

伝統技法で生まれ変わる

小田原市


 布を細長く裂き、縦糸の中に織り込むのが裂織(さきおり)。同工房主宰の染織作家、田村陽子さん(66)は、和服を裂織で、現代的なデザインの洋服などに作り替える。多少のしみやほころび、使い道に困る柄の布でも活用することができる。

 裂織は北国で貴重な綿織物を無駄なく使いきろうと、江戸時代中期に伝わった伝統技法だ。田村さんは35年ほど前に裂織に出会い、亡き人の人生や織り人の思いが刻み込まれた織物に魅了された。布にハサミを入れるのは抵抗があったが、「役目を終えた布が再び生まれ変わる」と思い、裂くのが楽しみになったという。工房では「1日体験教室」も開催。「大切な人の思い出を織り上げてみませんか」と、田村さんは話す。

 持ち込みの着物による裂織リメークは、コートやジャケットなどの衣類、バッグや袋物、タペストリーなどを注文できる。婦人物ベストで2万円~。相談・見積もりは([メール]sogano-orihime@tbz.t-com.ne.jp)へ。

染織工房たむら

住所:小田原市千代106の1
アクセス:JR御殿場線下曽我駅徒歩15分
営業時間:午前9時~午後6時
電話:0465(42)5576
備考:不定休


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