被害生徒両親と面会 原発避難いじめで横浜市教委|カナロコ|神奈川新聞ニュース

被害生徒両親と面会 原発避難いじめで横浜市教委

 東京電力福島第1原発事故で、横浜市に自主避難した男子生徒(13)がいじめを受けた問題で、市教育委員会は1日、市内で被害生徒の両親と面会した。両親は市教委が年内にも着手する内部検証について、教員らのいじめの定義への理解や子どもに向き合う姿勢を重視する視点で取り組むよう求めた。面会はいじめが明らかになってから初めて。

 市教委によると、両親はいじめが重大事態に至るまでの学校や市教委のずさんな対応を改めるよう訴えた。また、内部検証には、いじめなどを見逃さないために求められる教員の姿勢、管理職の対応と校内体制、学校教育事務所の対応、学校や市教委のいじめの定義への理解-といった四つの視点を重視するよう求めた。

 市教委担当者は「子どもも両親も八方ふさがりで苦しい思いをされていた。申し訳なかった」と振り返り、「組織的な対応に目が行きがちだった。原点に立ち返って教員一人一人の児童理解のスキルを上げることを忘れてはいけない。要望された全ての視点を盛り込んで検証する」とした。

 被害生徒の両親は「いじめ被害に苦しむ全ての児童のために徹底的な検証を強く求めます」とコメントした。

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