「君住む街へ」小田和正(沖縄編)|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「君住む街へ」小田和正(沖縄編)

再会誓いツアー終了

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2016/11/10 09:44 更新:2017/10/12 00:07
 小田和正(69)のツアー「君住む街へ」が10月30日に幕を下ろした。4月末の静岡から地元・横浜や福島などを巡って、最後の48公演目に訪れたのは歌詞で大切にしている「風」を感じられる沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場。潮の香りが鼻をくすぐる場所でオフコース時代の「さよなら」、ソロの最新曲「風は止んだ」など約3時間で31曲を歌い上げた。これが最後かもと臨んだツアーだったが、「みんなが聴きたいなと思うような曲が書けたら遊びに来たいと思います」と、“再会”を誓った。

 夕日が闇と混ざり合う。空が見事なグラデーションを生み出す中、〈風は〉と歌い始める「wonderful life」で幕が開いた。

 大阪では木枯らし1号の一報もあったばかりだったが、沖縄は夜でもまだ25度の暖かさ。小田は「きょうはどんな衣装がいいか楽屋でもめまして。(スタッフに)厚着した方がいいんじゃないかと言われたけれど、僕は半ズボンでやりたくて」とTシャツにハーフパンツ姿で登場。客席の真ん中にあるミニステージへ、階段を三段跳びして駆け上がった。

 客席後方の芝生部分も開放し、約3500人が熱い視線を送る。小田は熱気でいっぱいの客席の中にも入り、歌を届けた。「君」と小田が左手の人さし指を空高く上げると、ファンもスッと手を上げ、柔らかな空気が広がった。

 最も近い観客は1メートルぐらいの至近距離になったミニステージでは、ギターを爪弾く様子、キーボードの鍵盤をはじく強弱までも手に取るように感じられる。

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