初出場で突破 10月10日・クライマックスシリーズ巨人戦

横浜DeNA4-3巨人

ファイナルステージ進出を決め、ファンの声援に応える横浜DeNA・ラミレス監督=東京ドーム

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 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは10日、セ・リーグの第3戦が行われ、CS初出場でレギュラーシーズン3位の横浜DeNAが2位の巨人に延長十一回、4-3で勝って対戦成績を2勝1敗とし、ファイナルステージ進出を決めた。

 12日に開幕するファイナルステージは、セが25年ぶりにリーグ優勝した広島と横浜DeNA、パ・リーグは4年ぶりにリーグを制した日本ハムとソフトバンクが対戦する。

 横浜DeNAは3-3の延長十一回に嶺井の適時打で1点を勝ち越した。巨人は一回に阿部の2ラン、六回には村田のソロで2度追い付きながら力尽きた。

 ファイナルステージはリーグ優勝チームが1勝のアドバンテージを持ち、6試合制で日本シリーズ進出を争う。

横浜DeNA
210 000 000 01|4
200 001 000 00|3
巨人

【フルマーク】チーム一丸で、つかんだ白星


 4時間21分の熱戦を総力で制したナインに、三塁側を青に染めたファンから大歓声が降り注いだ。初進出のクライマックスシリーズ(CS)でファイナルステージの扉を開き、ラミレス監督は「選手たちが最後まで一丸となって戦ってくれた。信じられない気持ちだ。説明できない」とほほえんだ。

 指揮官が話すようにチームは一つだった。3―3の延長十一回。直前の打席で犠打に失敗し、結果最悪の併殺に終わっていた先頭の倉本がすぐにミスを取り返す。投手への強襲安打で出塁すると、この打球が当たった巨人守護神の沢村が降板。この勝負の分岐点を逃さなかった。

 エリアンの送りバントで二進させ、打席には途中出場の嶺井。初球を迷いなく振り抜き、左翼フェンス直撃の一打で決勝点をもぎ取った。「来た球を強く打とうと思っていた」。殊勲者は塁上で何度も拳を突き上げた。

 投手陣の奮闘、アクシデントを乗り越えた強さも見逃せない。先発石田から継投した砂田、三上、田中、山崎康が無失点リレー。一回に死球で梶谷をいきなり負傷交代で欠いても、直後にロペスが発憤の先制2ランを架け、梶谷に代わった関根が二回に3点目の犠飛を放った。主砲筒香に打点がなくとも、投打でカバーしてつかんだ勝利はまさに「一丸」との形容がふさわしい。

 自分一人だけではない。あらためて、このことが身に染みたであろうキャプテンの筒香が言う。「シーズン中もチーム全員で勝ってきた。横浜ファンが本拠地で待っている。チーム全員で勝ちをつかみ取って、横浜に戻ってきます」。下克上という筋書きのない物語をまだまだ紡ぎ出していく。

ラミちゃん☆ゲッツ


 「信じられない気持ちだ。説明できないよ。現役(時代)とは全く違う。ベンチの上から、ファンに背中を押された。(ファイナルステージは)最後まで戦い抜き、横浜に戻ってこられるようにしたい」

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