「憲法 まだ死んでない」 元SEALDs創設メンバーが語る安保法成立1年 |カナロコ|神奈川新聞ニュース

「憲法 まだ死んでない」 元SEALDs創設メンバーが語る安保法成立1年

国会前で大規模抗議集会

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2016/09/19 20:49 更新:2016/11/16 23:16
 多くの反対意見や違憲との指摘を受けつつも強行採決された安全保障関連法。19日で成立から丸1年を迎えた。東京・千代田区の国会前周辺では大規模な抗議行動が行われ、元SEALDsの創設メンバー、林田光弘さん(24)=横浜市=が登壇し、「この国の憲法はまだ死んでいない」と訴えた。発言全文を紹介する。


「自由と民主主義」守るために


 安全保障関連法の強行採決から1年がたったきょう、(主催団体の)総がかり(行動実行委員会)の皆さんを始め、市民が作り上げた、この国会前行動にお招きいただいたこと大変うれしく思います。1年間、日本国憲法にある「不断の努力」を行い続けた皆さんの行動一つ一つに、心から敬意を表します。
 SEALDsは8月15日を持って解散しました。結成から解散に至るまで、多くの方々に支えていただきました。この場を借りてあらためて感謝申し上げます。

 私たちは、個人の集合体としてSEALDsを作りました。そして、SEALDsのメンバーとして行動する中でも、わたし個人の思いを最も尊重しながら行動しました。SEALDsという集合体はなくなりましたが、自由と民主主義を守るために、それぞれの現場で、私たちは行動を続けています。


重ねる「詭弁(きべん)」と「ずさん」


 さて、強行採決からのこの1年間を振り返りたいと思います。採決後、安倍首相は「国民の理解を得られるよう説明を続けていく」と約束されていました。これまで違憲であった集団的自衛権の行使容認の根拠は、いまだに私たち市民に、国民に説明されてません。

 法律を作る理由としていた「日米関係の強化による抑止力の向上」も、機能するどころか、むしろ東アジアの状況は悪化しています。違憲の立法を違憲のまま押し通し...

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