東急ホテルズ殿町進出 川崎
- 経済|神奈川新聞|
- 公開:2016/09/02 02:00 更新:2016/09/02 02:00
ホテルは同地区西端の大和ハウス工業が取得した土地(A地区、約4・6ヘクタール)の一部に延べ床面積約7530平方メートルの5階建てを建設。東急ホテルズが運営する。
客室やレストラン、バーのほか、スパやフィットネスなどで構成。ホテルに面した多摩川の河川敷ランニングコースを走る人のために、シャワーや休憩スペースがあるランニングステーションも設ける。今年12月に着工し、2018年4月に運営を始める。
自動車工場跡地を整備した殿町地区(約40ヘクタール)は羽田空港の対岸に位置し、実中研再生医療・新薬開発センターやナノ医療イノベーションセンターなどが稼働中。今後も国立医薬品食品衛生研究所などが進出する。すでに予定も含め33ヘクタールが埋まっている。
20年度には多摩川対岸の羽田空港側とを結ぶ連絡道路が完成予定。国内外の研究者や医師の来訪増が見込まれており、市は同年度末の殿町地区の就業人口を約7千人、年間来訪者数を16万人と見込んでいる。