自転車記者が行く・東京五輪がくれた夢|カナロコ|神奈川新聞ニュース

自転車記者が行く・東京五輪がくれた夢

鳩レースのお話(上)

 昭和の話だ。1962年、日本が東京五輪で沸き立つ2年前のことだった。少年の家に1羽の迷い鳩(ばと)が飛んできた。「足にね、東京五輪の記念の足輪がついていたんですよ」

 高井秀昭さん(62)と、鳩レースとの出合いだった。「10歳くらいでしたね。当時は鳩がブームで。この辺でも飼っている人がたくさんいた」。今や発展著しい武蔵小杉駅から少し先の、中原区小杉御殿町。「ミカン箱を小屋にしてね。近所の大人からひなを分けてもらったりね」。半世紀たっても熱の冷めない、魅惑の世界を知った。...

この記事が読めるプランは次の通りです。
カナロコ プレミアム 、カナロコプラス

PR