新しい金魚を創出 美術家・深堀隆介さん

完成した作品。深堀さんは公開制作について「創作はきれいなだけではない。汗して必死に描く姿を見てほしい。見に来た人の人生も何か変わるかもしれない」と話す

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 代表作は、器に流し入れた樹脂の表面に金魚を描き、それを重ねることで、金魚の肌の透明感を表現した一連の作品。容器に升や欠けた食器などを使い、生きているかのような存在感が魅力だ。

 最近取り組もうとしているのが、金魚の形を超えた金魚の表現だ。28日まで平塚市美術館で展示している作品「澪台」では、レトロなタイル貼りの洗面台に金魚の姿はなく気配を感じさせるだけだ。

 「僕の世界観に特化した作品を作りたいと思うようになった。ようやく余裕ができたのかもしれない」

 これまでやってこられたのは、金魚のおかげだという。「なぜ金魚を描いているんだろうと思う時もある。金魚が僕を動かしているんです」
 


 「キンギョ・イン・ザ・スカイ」は28日まで。10階中央広場で、ライブペインティングで制作したびょうぶや立体作品など60点を展示。入場無料。28階の吹き抜けには作品イメージを利用した垂れ幕を展示。問い合わせは同ビル電話045(441)2424。

 21日午後2~3時、客員教授となった横浜美大(青葉区)で特別講演会を行う。予約不要、入場無料。問い合わせは同大電話045(962)2221。

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