横浜沖バラバラ強殺事件:「死刑は不当」被告弁護団が控訴|カナロコ|神奈川新聞ニュース

横浜沖バラバラ強殺事件:「死刑は不当」被告弁護団が控訴

男性2人を殺害、遺体を切断、遺棄したとして強盗殺人罪などに問われ、裁判員裁判で初の死刑判決を受けた無職池田容之被告(32)の弁護団が控訴期限の30日までに、11月16日の横浜地裁判決を「量刑不当」などとして東京高裁に控訴した。控訴は同月29日付。

一審弁護団は「判決は被告の人間性回復や更生可能性を認めながら、死刑という結論としたことは重大な誤りがある」として、量刑不当を控訴理由に挙げた。事実誤認もあることを指摘した。

判決公判では、朝山芳史裁判長が主文言い渡し後の説諭で「被告は公判で『いかなる判決も受け入れる』と述べたが、重大な結論なので、慎重に判断すべきと考える。控訴することを勧めたい」と言及。

弁護団によると、判決後、池田被告は接見した弁護団に「遺族を傷つける恐れがあるので、控訴する意向はない」と伝えていた。一方、弁護団は被告の説得を続けてきた。

弁護団は控訴の同月29日、池田被告と接見し、弁護人の控訴方針を伝えたという。一審主任弁護人の青木孝弁護士は「控訴は被告の意思に反しないと思っている」と述べた。また、説諭について「控訴への影響はない」と説明。「遺族は絶望の中にいるが、命では償えないと考える。遺族が癒やされるよう被告は反省を続けてほしい」と話した。

判決によると、池田被告は昨年6月、近藤剛郎容疑者(26)=強盗殺人罪などで国際手配中=らと共謀し、マージャン店経営者ら男性2人を千葉県内のホテルで監禁、約1340万円を奪って殺害し、切断遺体を横浜市金沢区沖の東京湾などに遺棄した。

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