ものづくり神髄伝え ベトナムで人材育成|カナロコ|神奈川新聞ニュース

ものづくり神髄伝え ベトナムで人材育成

ベトナムでの人材育成に努め、感謝状を贈呈された技術者ら=川崎市役所

 川崎市は8日、ベトナム・ホーチミン市の職業訓練短期大学でものづくりの人材育成に当たってきた技術者ら7人に感謝状を贈呈した。JICA草の根技術協力事業の一環で、2014年から3年間にわたって日本の町工場に根付く優れた技術を伝えた。

 感謝状を受け取ったのはかわさきマイスターに認定された竹内三郎さん、大橋明夫さんをはじめ、鈴木福雄さん、服部昌幸さん、目黒榮さん、グウェン・カオ・アンさんら技術者と、プロジェクトマネジャーの小川靖夫さん。やすりがけの方法や工作機械の使用方法、金型製作などの実習のほか、ビジネスマナーなどに関する講義を行った。

 円筒研磨機の指導を行った竹内さんは「年を追うごとに学生も熱心になり、最終的には200人以上が日系企業に就職ができた」と手応えを語った。25年前に来日し、竹内さんの下で技術を学び現地との懸け橋となったベトナム人のアンさんは、「少しでも力になれてうれしかった。日本の指導員さんが支えてくれ、学生たちも前向きに学べた」と振り返った。

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